手しごと
無垢を育てる
折りたたみちゃぶ台
写真はハードメープル
折りたたみちゃぶ台は 天板・脚・枠・回転板それぞれの部材を組み立てることで仕上がっていきます。
NOETNAKOBOでは ウォールナット・ホワイトオーク・ハードメープル・ブラックチェリーの巾ハギ材を使って制作します。天板25ミリ 高さ28.5センチ 80・90・100センチサイズのものを制作しています。25ミリの厚みを持たせるのは、この厚みが一番しっくりくるのと 巾ハギ材を仕入れた時、35ミリの厚みで工房に来ます。 それを約25ミリまで削るのですが10ミリ分木くずになってしまいます。本来なら天板20ミリくらいが適当だと考えますが
木をなるべく商品にしてやりたいという想いからもあります。
₍天板厚みは自由にお申しつけください。₎
その分約15㎏くらいになりますが、存在感のあるちゃぶ台に仕上がります。
脚を折りたたみ転がすことで移動は楽にできます。 折りたたむと8.5センチになります。
組み立てたときの様子。
写真に見える小さな穴は天板と組み立てる際 のビス穴です。 一部ビス締めをしています。 仕上げにビス穴はダボ埋めにするので見えなくなります
写真左の大きな穴は、脚 回転部の軸穴であり、バネと10ミリのアルミ棒を差し込み枠側に突っ張るようになっています。
枠外側の小さな穴は棒を入れ、アルミ棒を内側に押し取り外せるようになっています。脚の内側にも同じ小さな穴があり組み立て時、しっかりとアルミ棒を入れれるようになっています。
長く使えるようにもしもの修理の事も考えています。
ちゃぶ台脚の天辺を天板に引っ付くようにし面を作り、天板を支えるようにしています。回転板も同じように考えています。
これも長く使えるように考えています。
脚を丸く削っているのは天板・枠にこする事なく折りたたみができるようにで、ぎりぎりこすらないように仕上げています。
写真の脚はハードメープルを代用しています
写真の脚はハードメープルを代用しています
写真の脚はハードメープルを代用しています
北米産(クルミ科・クルミ属)
{黒クルミの木}
チーク マホガニーと並び世界三大銘木として名を連ねていて特徴は高級感を感じる肌目と色にあります。ウォールナットの家具を置く事で部屋の雰囲気がガラッと変わります。
北米産(バラ科・サクラ属)
{サクランボの木}
木肌は滑らかで肌触りがいいのが特徴です。男女で表すと女性。艶やかさを感じ、お部屋に華やかさをあたえてくれます。使い込むほどに雰囲気も変わり赤みを帯びたオレンジの濃い色になります。
北米産(ブナ科・コナラ属)
{ウイスキー樽}
なじみやすい色合いで使い込むほどに褐色に(黒っぽい茶色)に変わります。ワインやウイスキーの樽の材料にも使われています。オークの家具はお部屋に置くと圧迫感を与えず さりげない存在になります。
北米産(カエデ科・カエデ属)
{ メープルシロップの木}
白くきれいな木肌は透明感があり、使い込むと飴色に変わり味わいが出てきます。また、清潔感がありさわやかです。 野球のバットにも使われていて丈夫で衝撃にも強いことで知られています。
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